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製品情報 / 超軽量太陽電池モジュール「希」

希は結晶系モジュールで世界初の“軽さ”を実現

従来品と比較して、同サイズで半分近くまでの軽量化に成功(当社比 約36%減)

※1モジュール単体の重量 ※2 架台重量を含むアレイの重量

超軽量太陽電池モジュール「希」で減震

一般的標準モジュール<屋根荷重が重い>

同じ地震の揺れでも重量が重いほど大きく揺れます。
家屋が揺れる大きさは、屋根重量に比例します。

超軽量モジュール「希」<屋根荷重が軽い>

太陽光パネルを軽くすることで重心の低下と偏心の軽減という2つの減震効果が生まれます。


※偏心 = 重心(建物の重量の中心)と剛心(建物の強さの中心)のズレ

世界初の軽さが実現できた理由

軽くなった要因はガラスにあります

従来のモジュールで使用していたガラスは3.2mmでしたが、希では約1/4の薄さのガラスを使用しています。

イオン交換を行った化学強化ガラスを使用し、強度を確保しています

化学強化法では、ガラスを溶融した硝酸カリウムに漬け込み、ガラスに含まれるナトリウムイオンを放出させ、代わりにカリウムイオンを取り込ませる処理が行われます。ナトリウムイオンに比べてイオン半径が大きいカリウムイオンを取り込むことで、ガラス表面に圧縮応力がはたらき、強度を高めることができます。

※化学強化ガラスとは、化学強化法と呼ばれる化学処理によって強度を向上させたガラスのことを言います。

化学強化(イオン変換)のメカニズム

「希」の製造を可能にした精密貼合技術

大画面に素材の異なる材質を綺麗に貼る技術は難易度の高い技術です。
映像ディスプレイでの薄いフィルムの豊富な貼合実績が、薄いガラスを利用したモジュールの製造を可能にしています。

軽さのメリット

1.耐震等級を落とさずに設置可能

新築住宅を建てる際、耐震等級3(数百年に1度発生するとされる地震の1.5倍相当の力に対して倒壊しない程度)の設計が通常なされます。
太陽光発電システムを設置した場合、耐震等級が2(同1.25倍)や1(同1倍)に落ちる可能性があります…。
その点、希程度の軽さであれば、耐震等級が落ちることは非常に考えにくいです。

耐震等級を守ろうとすると…

2.設置の可能性の向上

工場や倉庫、カーポート等によく使用されている折板屋根は余力荷重が小さく設計されている場合が多く、太陽光発電システムを安心して設置できるようにはできていません。そのような屋根にも希なら対応できます。

3.施工性の向上

角度のある屋根の上での重いモジュールを施工する場合の作業には、大きな負担があります。
一方、希は約半分以下の軽さで、屋根の上でも負担が少ない状態で作業が出来ます。

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